挿し木パキラ成長記録(2022年10月~)【育て方】【挿し木】【増やす】

成長記録
シュウ
シュウ

こんにちは。シュウです。

この記事では「挿し木のパキラの育て方」、「挿し木のパキラの成長記録」について紹介していきます。

パキラとは?

パキラは中南米を原産地とする人気の観葉植物。

園芸店やダイソーでほぼ必ず置かれている。

育ているうえで、特別気を付けることはないので初心者が最初に育てる植物としてもオススメだ。

この記事では、パキラの中でも挿し木で増やしたパキラについて書いていく。

別記事で、挿し木と対照的な”実生”のパキラについても書いている。気になる方は以下の記事をチェックしてほしい。

↓ダイソー産の実生パキラ

↓種から育てた実生パキラ

パキラの育て方

日光

日光を好む植物なので外や窓辺で育てた方が大きく育つ。一方、耐陰性もあるため室内の光がでも育てることができる。ただし元気がなくなっている場合は時々、窓辺などで日光があたるようにした方がよい。

筆者はパキラを6株育てているが、この記事でも紹介している挿し木パキラは外に出して日光をガンガン当てている。他の株は室内で育てている。どちらも元気に育ってくれているので、最低限の光があれば問題なく育ってくれるだろう。

水やり

土が乾いたら、鉢底から水が流れるくらいのたっぷりの水をあげる。夏場は乾いたらすぐ、冬場になるにつれて乾いてから数日(2日~2週間)程度開けてから水をあげる。なぜなら、冬はパキラの成長が緩やかになるので、夏場のときより水を必要としないからだ。

筆者が育てているパキラの具体的な水やり頻度は、夏場は週2回ほど、冬場は10日から2週間ほどだ。春、秋は週1くらいの頻度。

基本的な育て方は以上だ。

続いて筆者が育てている、パキラの実際の成長記録を書いていく。

成長記録は随時更新していくので、見ていってほしい。

成長記録

2022年10月21日【挿し木した当初】

挿し木当初のパキラの画像

赤丸をしているパキラが今回の挿し木パキラだ。

写真のとおり、成長点(枝と枝の分かれ目)と一緒に剪定して「観葉植物用の土」に挿し木したものだ。

挿し木の際の用土は、赤玉土等の無機質の土を使うことが多いし、その方が良い。

しかし、挿し木したときに無機質の土が足りなかったため私は「観葉植物用の土」を利用した。

無機質の土(赤玉土等)があれば、そちらを利用することをオススメする。

「観葉植物用の土」には菌等が含まれており挿し木が成功しない恐れもあるからだ。

成功の確率をあげるには赤玉土等の無機質な土を利用した方がよい。

土が乾いている期間が短くなるようこまめに水やりをし約1か月で発根した。

2023年7月2日

9か月くらい経過した挿し木パキラ。

新しい葉も展開しておりしっかり育ってきてくれている。

挿し木をして9か月経過したパキラの画像
2023年7月2日撮影
パキラの新芽の画像
2023年7月2日撮影(新芽がでている)

2023年7月19日

ペットボトルと大きさを比較しているパキラの画像
新芽のでてきたパキラの画像

順調に新しい芽がでて、成長してくれている。

2023年9月18日【植え替え】【虫発生】

約2か月経過し新しい葉も展開してきた。

ただ、葉の一部が焼けたように白くなったり、まだらになっていたのでチェックすると、鉢底に虫が発生していた。

虫の除去がてら植え替えすることにした。

これから植え替えるパキラの写真
鉢底の写真

↑の写真では確認しづらいが、小さな虫がたくさん発生していた。虫の種類は調べたが、特定できなかった。

まず、鉢からパキラを抜く。根っこをなるべく傷つけないよう土をほぐしていき慎重に抜いた。

鉢から抜いたパキラ

このパキラは挿し木だが、根の部分が太くなり、1つ太めの主根のような根ができている。

↓写真の赤線で囲った根が太くなり、実生苗の主根のように太くなってきている。

パキラの根っこの画像

抜いた後は、水を張ったバケツの中で洗い、古い土をできるだけ落とした。

いつもは、少し残っていてもそのまま植え付けているが、虫が発生していた土なのでできるだけ落とした。

続いて鉢を準備していく。鉢はちょうど良い鉢がなかったので、今までと同じ鉢を利用する。

(鉢は虫が発生していたので綺麗に洗って、しばらく水に浸けておいた後、使用している。)

まず、鉢底に鉢底ネットをしく。

土が流れ出るのを抑えるようネットは二重にして敷いた。

鉢底ネットを敷いた鉢の画像

続いて土を入れる。

いつもはこのタイミングで鉢底石を敷くことが多いが、今回は鉢底石なしで植え替えることにした。

理由は以下の2つ。

  • 根を出すスペースを確保したかった。(鉢をサイズアップしていないので、鉢底石を敷く分のスペースも根を出すスペースとして使いたかった。)
  • 鉢も土も水はけの良い物を利用するため、鉢底石を敷かなくても問題ないだろうと考えた。(鉢の素材はモルタル、土は後述する配合)

今回は自分で配合した土を使用する。

配合の割合は、[赤玉土4:日向土(ボラ土)5:腐葉土(完熟)1]でマグァンプを規定量加えている。

日向土を赤玉土より多く加えているのは、水はけを重視するため。

腐葉土はパキラを大きく育てるため有機質の土があった方が良いと考え少し加えた。

↓配合した土

配合した土
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まずは、鉢の半分ほど土を入れる。

鉢に配合した土を入れた画像

その後、パキラを植えて土を足す。改めて、良い根っこになってきていると思う。

パキラの根っこを映した画像
植替えしたパキラ

植え替え完了!先ほどの土を足した後、最後に赤玉土で表面を覆っている。

※赤玉土で表面を覆う理由は他の記事で書いている。この記事の最後でその記事を紹介しているので気になる方はそちらをチェックしてほしい。

次は色が変わってしまった葉を剪定していく。

剪定にはカッターを使用した。カッターはガスコンロの火で一度熱している。熱したのは殺菌処理のため。刃に菌等があると、パキラの切り口から菌が入り病気になるのを防ぐためだ。

植替えして剪定したパキラ

最後に切った後の断面は、保護するためトップジン(殺菌剤)を塗った。

トップジンペーストの写真

これで植え替え完了。次の植え替えは来春ごろになるかな。さらに根と幹が太くなりますように。

ペットボトルと比較したパキラ
植替え後の挿し木パキラ

↓赤玉土で表土を覆う理由を紹介している記事

プロフィール
この記事を書いた人
シュウ

植物を育てることが大好きな25歳男性のサラリーマン。
自宅(賃貸)で100株以上の植物を育てている。
日々の成長や育て方を書いているので植物が好きな方
これから育てたいと思っている方は是非、見ていって。

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